2022年の環境はこう。
今年はこうする。
以前はUQ mobileを中心に環境を組んでいた。自宅セット割を使うことで、繰り越しあり、15GB/月で月額2090円なので、今でもコストパフォーマンスは良好だと思っている。
ただしこの方法だとモバイル回線が自宅の回線に紐付くことになるので、様々な事情を考えてこの環境からは脱しておきたいと思った。
安く上げるなら今でも楽天モバイルはファーストチョイスになる。20GBまでなら2000円なので今までのUQ mobileと同水準、3000円払うことにはなるが20GBを超えても低速化することはない。……回線が繋がるなら、多少遅くてもいいなら、という但し書きはつくが。
そこで2023年に入ってすぐに新規番号で契約し、3GBほど使うまでメインでしっかりと使ってみた。勤務先の建物内だけピンポイントで圏外になるが、それ以外にカバレッジに不満を持つ場面がなかったため、メインの番号を楽天モバイルに移行することになった。勤務先には従業者が使っていいWi-Fiがあるので、そちらでカバーできるはず。
Rakuten Linkはあまり好きではない(LINEやDiscordより遅延が大きいのはちょっと)が、これはインストールしなければふつうにVoLTEで運用できる。
2021年から2022年にかけてNTTドコモ、KDDI、楽天モバイルが立て続けに重めの通信障害を起こしたこともあり、最近のスマートフォンは片方をeSIMにしておけばSIMを2枚入れておける、という知識を持っている人も少なくないはずだ。多分に漏れず自分もデュアルSIM運用を行っている。
povoを使うことも考えたが、楽天モバイルの場合通信障害への備えに加え、圏外の場所でのデータ通信の確保という意味でのデュアルSIMになりがちなため、トッピングを購入しない限り低速のpovoはやや厳しい。IIJmioのギガプランはデータのみのeSIMを使うことで2GB/月を確保しながら月440円で使えるので、今回はこちらを採用することにした。
なおIIJmioはキャリアのオンラインプランと異なり初期費用がそこそこかかってくるが、これはAmazonで販売されているエントリーパッケージを使うと350円、そこにeSIMの発行料が220円なので、初期費用は570円になる。端末を安く買えるキャンペーンを使うつもりがないならオトクにサブ回線を引けるので、頭に入れておくとよい。
サブ端末は相変わらずPixel 6で、LINEMOを入れている。通信がまあまあ速く、カバレッジに問題がなく、料金も手頃で特に不満がないため、これは当分は継続する。
サブなので耐障害性はなくてもいいが、無料で引ける・DAZNを1週間単位で契約できる(F1のレースがある週末だけ契約する、という運用ができる)・遠征の時に24時間使い放題が便利(現在の仕様は「土曜の朝に購入すれば日曜の24時まで使い放題」のため)、ということでpovoも入れる…………はずなのだが、LINEMOをSIMカードからeSIMに移行するのに手間取っており、今のところpovoのSIMカードはiPhoneに入っている。
さっそく2月中旬に東京への遠征があるが、その時はiPhoneはpovoと楽天をアクティベートした状態にしておき、PixelはLINEMO一本で使うことになるはず。これまでの遠征での実績を考えてもこれで十分だろう。東京ドームはガイシホールとは比較にならないほど混雑するはずだが、楽天モバイルはすいているはずだ。au回線も5Gに繋がればそこまで混雑しないので、そちらに期待しよう。