東京にブログを書く環境(タブレットとかラップトップの類)を持って行かなかったので久々の更新。
アイマスをブランドという一種のくくりから解き放つと、こんなにも自由で、なんでもアリで、幸せと楽しさに満ちた空間を作り上げることができるんだ、というライブだった。
「担当業務」としてはもうday1のドレミファクトリーとArrive Youでほぼほぼ終わっちゃったので、あとはただひたすら楽しむだけだった。千雪は妻なので。担当しているのはあくまでアルストロメリアですから。
座席が両日ともスタンドのわりと前のほうだったが、これもトロッコ曲が定期的に来るのでファンサをたくさんもらえて、確かLet’s get a chanceだったと思うんだけど、原嶋あかりさんがむちゃくちゃ手を振ってくれたりした。あんな可愛いもの見せられたらもちょがおかしくなるのも無理はないよな~~~なんて思ってしまう。
ASはムビマス以降の展開を知らないんだけど(ステラとスターリットは持っているが積みゲーになっている)、そういうPにもそれなりにやさしい(ほとんどニコニコ動画で有名か、ミリシタに実装済みか、のどちらか)感じだったので良かった。両日ともに近くにASの人っぽい歴戦のPがおり、それも助けになったかもしれない。
以前の記事では声出しに対する懸念を言っていたけれど、今回わかったこととして、自分は感情が溢れた時に泣くよりも声が出るタイプなので、やはりライブに声出しは必要と認識できた。別に声を出さなくても打ち上げで散々喋れば発散できるんだけど、その場合打ち上げがないと若干消化不良感が出てしまう。
一番印象的だった場面、まあファンサは除いて、一つ挙げるならやっぱりday2ラストの峯田茉優の顔だよなあ……観ている側の感情を代弁するかのような幸せでいっぱいの満面の笑顔だったから、覚えがない人はアーカイブを見てみてほしい。
SideM!いまいち履修に乗り気になれていなかったんだけれども、現地でライブで聴くとやっぱりアイマスで、コールもなんか「しっくりくる」。Pという生き物は初見の曲でも雰囲気でコール入れたりするんですけれども、SideMの曲でそれをやってもしっかりハマってくれる安心感がある。
ムンナイの「おいで」とか、歌SEMのタケノコダンスとかはMをやっていない人にも伝わっていて、その辺をちゃんとやってくれたのも良い。
他ブランドの曲にSideMが入ってきた時の、近くにいたたぶんMの人な女性Pの反応が新鮮で、これがブランド衝突事故なんだなあということは強く感じた。
細かい所を見れば注文したい所はいくつもあって、たとえば絶対正義 EVERY DAYやるんなら神ちゃんも呼んでくれよ!とか、前日に公開した約束にあった匂わせは何だったんだとか…でもそれらを「なんでもアリ」の楽しさが全てさらっていった。
ただ自分はデレミリシャニあとちょっとだけASという履修状況の多ブランドPなのですごく楽しめたけれども、これが特にデレの人にありがちな単ブランド主義・特定個人にべったりな人が観ていたら、楽しめていたのかどうかというのはある。そういう人の意見はちょっと見てみたい(衝突事故が起きてあのブランドも触りはじめました!で多ブランドPに化けたりしてそうだけど……)。
千雪が特にそうなんだけど、「少女性」というキーワードが自分の中にあって、たぶん自分が好きになるアイドルってそういう所があるのだろう、ということがわかってきた。ミリは何の因果か桃子のお兄ちゃんをやっているが、そうなっていなかったら歌織Pになっていたと思うし、桃子もフリルたっぷり、かわいさ全振りな衣装がしっかり映える。日菜子も「女の子らしさ」は人一倍だけれども、経路が違っていたらきらりとかあの辺のPになっていたかもしれない(自分はデレステが先で、モバマスやデレアニを通っていない)。
やっぱりここまでなんでもアリ、アイマスは自由、を体現するような舞台を見せられると、技術的に大きなチャレンジになることはわかっていても、完全に自由にユニットを組めて、衣装も同じものを着せて…なんてことができるゲームタイトルがあったら、ということは夢見てしまう(ASのゲームはASのメンバーに限って言えばそういうことが実現している)。
今回モバイル環境は楽天モバイルとIIJmioを入れたiPhone 13 mini(電子チケットはここに入っている)、LINEMOを入れたPixel 6、povoを入れたGalaxy A53の3台で臨んだ。結果として一番安定して活躍したのはPixel 6であった。
東京23区と福井では当然各社の整備状況も混雑状況も段違いで、楽天モバイルは福井での快適性が嘘のようにあちこちで通信が切れる、ちゃんと繋がっていても遅い、という状況で、建物が多いので1800MHz帯では電波を届けにくいとか、単純に20MHz幅では東京の人の多さを捌ききれないとか、そういった事情がありそう。帯域幅の問題についてはソフトバンクと同じ100MHz幅を確保した5Gを整備をしていけば解決していくはずだが、その5Gの整備が進んでいない(エリアマップはそこそこ塗られているが、実際はほとんど4Gで繋がる)。また東京ドームでは4G接続で、スピードテストも1Mbpsを割っていた。ただし通信自体がまったくできなくなることはなく、電子チケットは問題なく表示することができた。
新興キャリアなので福井よりも優先的に整備するであろう都内のほうが快適だろう、人が少ないから混んでいる場所でもすいているだろう(実際名古屋遠征の時は快適だった)、と思っていたが、これはちょっと……。また福井市内でも東京23区でも原則KDDI網へのローミングは終了しているが、羽田空港では久々にローミングでカバーされるエリアに遭遇した。ただこの時の挙動がかなり怪しく、圏外とKDDI網への接続を行ったり来たりしていた。
povoが使っているKDDI網は5Gピクトが出る場所の多さは一番で、通信も基本的には安定していた。ただし東京ドームにどうも5Gが整備されていないようで、4G網にアクセスが殺到した結果、開場が近づくにつれて通信障害に近い状態に陥っていた。また東京ドームの周辺エリアだと、長嶋ゲートから通路に入りWINSの近くになるとそもそも電波が届いていない箇所がみられた。Galaxyの不具合なのかエリアエッジでのパケ詰まりなのかはわからないが、時折5Gピクトでまったく通信できなくなる(機内モードに入れると直る)現象が出ることがあった。
LINEMO、ソフトバンク網は終始安定していた。東京ドームは建物の外は転用5G、内部は専用周波数帯での5Gになっており、混雑時でも快適に通信ができた。ただ都内を移動していてもほとんど4G、たまに5Gを掴んでもほとんどn3や旧AXGPの転用5Gであった。福井ではn28として転用5Gで使われている700MHz帯が、B28のLTE扱いでB1/B3とのキャリアアグリゲーションに使われている場所もみられた(これはDSSかもしれない)。楽天モバイルがちょっとしんどいので、上京するようなことがあれば家の回線をソフトバンク光にしつつワイモバイル、なんて構成を検討してもいいかもしれない。
東京ドームはイベント開催時やプロ野球のシーズン中には混むことがわかりきっている場所なので、KDDIと楽天には早急に5G網の整備をお願いしたいところ(あとはソフトバンクの屋外での100MHz幅のn77)……。対応端末の通信が5Gに逃げるだけでも混雑はだいぶおさまるはずで、現に名古屋遠征の時にはひどく混雑していた日本ガイシホールでも、KDDIの5G網に繋がると快適に通信できていたりもした。